お城 と さくら と りんご の 町
歴史と文化の町弘前。りんごの町 弘前。
みちのくの地に約400年の歳月を歩んできた弘前は、青森県の西南部、津軽平野の南部に位置する津軽藩十万石の城下町で、津軽地方の政治・経済・文化の中心地として栄えてきました。
明治22年4月には全国31市とともに初めて市政を施行し、明治31年に第8師団指令部が置かれると軍都として発展しましたが、戦後は国立弘前大学を中心に学術文化都市として歩んできました。また、産業の面では藩政時代の殖産政策により商工業が発展するとともに、明治以降はりんご生産の先進地として全国的に高く評価されています。
東に奥羽山脈の北端、八甲田連峰、西に津軽の信仰を集める秀峰岩木山を望み、南にブナの原生林で知られる白神山地へ続く山並みが迫り、北には岩木川が横たわる津軽平野が広がっています。
四季の移り変わりは早く、折々の美しい自然に恵まれ、「さくら祭り」をはじめ季節感あふれる諸行事が街に華やかさを醸し出すとともに、暮らしのリズムとなっています。
市内には、弘前城のほか藩政時代の面影を脈々と伝える神社仏閣や古い町並み、明治・大正の洋風建築なども数多く残され、しっとりとした情緒が感じられます。