「弘前さくら祭り」 4月23日〜5月5日
長く厳しい冬が終わりを告げ、津軽に桜前線が北上すると待ちに待った春がやってきます。ソメイヨシノを中心にシダレザクラ、八重ザクラなど約5千本の桜が園内を埋め尽くし、弘前城の白壁と老松の緑に映え一段と美しさを増します。照明に映えた夜桜は、まるで幻想の世界に迷い込んだかのようです。
*期間中、本丸・二の丸区域は午前7時から午後9時まで有料になります。
入園料:大人300円 子供100円
さくらと天守閣 花見酒
雪燈籠祭りの弘前城
「弘前城雪燈籠祭り」 2月上旬
みちのく五大雪まつりの一つ。市民手作りの300基余りに及ぶ雪燈籠の錦絵が、ろうそくの灯火に揺れ、幻想の世界を醸し出します。メイン会場には、まつりのシンボルの大雪像が作られ、克雪のありかたとして、屋外での雪との共存の目的で昭和52年から開催されている市民手作りのまつりです。
写真1 写真2
最勝院五重塔
津軽藩主三代信義、四代信政により1667年に完成。津軽藩の戦死者の霊を弔うために建立された、我が国最北の美しい五重塔として、国の重要文化財に指定されています。
平成3年の台風19号で、塔が傾いてしまいましたが、修復工事が施され平成6年に復元されました。塔の高さは、31.2メートルです。
長勝寺三門
長勝寺は、津軽藩の菩提寺で1610年に現在地に移設されました。その三門は国の重要文化財に指定されています。弘前城の西南の抑えとするため、領内の禅寺32ヶ寺も集められ合わせて禅林33ヶ寺として知られています。
追手門広場
図書館、郷土文学館などの社会教育施設や市立観光館、復元された明治の洋館があり、中でも観光館は津軽地域の観光拠点となっています。
弘 前 市 立 観 光 館
〒036 弘前市下白銀町2-1
TEL:0172-37-5501
(AM 9:00〜PM 5:00)
「弘前城もみじと菊人形」
古城と老松の緑に園内約1.000本のカエデなどの紅葉が映え、秋の風情を感じさせてくれます。北の郭(くるわ)には菊人形を中心に大輪、中輪、懸崖などの菊花が咲き誇るメイン会場が設けられます。
期間中入場料:大人800円 子供400円
堀の水面のもみじと弘前城
もみじと天守閣
弘前ねぷた祭り
国の重要無形民族文化財に指定されているねぷたまつりです。ねぷたの由来は、全国各地に残る盆行事の「眠り流し」に属するものとされ、津軽五代藩主信寿が見物したという記録もあり、歴史の深さが感じられます。勇壮な武者絵を描いた巨大な灯籠群が夜空を焦がし、大太鼓を轟かせながら市内を練り歩き、津軽の夏は一気に燃え上がります。
表絵 運行 送り絵