◆ 高齢者が現役として 働き続けられる社会に・・・。
65歳継続雇用達成事業とは・・・ 

わが国は、急速に高齢化が進展しており、21世紀の初頭には人口のおよそ3人に1人が60歳以上の高年齢者になることが見込まれています。

 また、厚生年金の支給開始年齢の引き上げが行われる状況の中で、高年齢者が豊かでゆとりある生活が送れるようにするためは、65歳までの安定した雇用機会が必要です。

 このため、今後は、意欲と能力のある限り年齢にかかわりなく働きつづけることができる社会を実現していくことが重要となっています。

このような状況の下、高年齢者の雇用の安定等を図るため、定年の引き上げ、継続雇用制度の導入等による高年齢者の雇用の確保の促進、高年齢者等の再就職の促進等の措置を講ずることとした高年齢者等の雇用の安定等に関する法律が改正されました。

 今後は、希望すれば65歳まで働くことができる雇用確保のための環境づくりが、国民的課題として必要不可欠となってきます。

 こうしたことから弘前商工会議所では、青森労働局より「65歳継続雇用達成事業」の委託を受け事業に取組んでいます。60歳定年を基盤とした65歳までの継続雇用の実現に向けて、相談・援助・研修・講習会の開催を行うことにより、65歳までの継続雇用制度の導入比率の向上を目指しています。