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トップページ平成27年度 弘前市への要望事項 >重点要望事項1〜24


 
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■重点要望事項

1.弘前先人記念館の建立について
 弘前市は教育委員会が『弘前人物誌』を発行しているとおり、各分野において多くの著名人を輩出しております。地方都市でこれだけの著名人を輩出した町は全国的にも稀有であります。
 つきましては、これまで『弘前人物誌』で紹介された先人に関わる品々(写真や遺品など)や、逸話をより積極的に集めて後世に残すべく、『弘前先人記念館』の建立を要望します。

2.高度先進医療機器の導入について
 高度先進医療機器(がんの重粒子線治療、陽子線治療)の導入にあたっては、係る経費など諸課題が多いことは認識しております。しかしながら、導入された場合には、当地域はもちろんですが、県全体の健康増進に貢献できることから、弘前市として、国・県や関係機関に働きかけを行うなど、諦めることなく検討していただきますよう要望いたします。

3.健康診断巡回バスにおけるプライバシー保護と「健幸マイレージ制度」の周知について
 弘前市で行っている巡回バスがん検診については、問診の情報が待っている他の人にも聞こえてしまうという不具合が生じております。プライバシー保護のためにも、ついたてや音楽を流すなど、問診の内容が聞こえないようにご配慮いただきますよう要望いたします。
 あわせて、「健幸マイレージ制度」についてはまだ認知度が低いため、周知を徹底していただきますよう要望いたします。

4.国土強靭化基本法に基づく自然災害等への速やかな対応について
 弘前市においては、国土強靭化基本法に基づく国土強靭化地域計画を策定していただき、自然災害(ゲリラ豪雨・豪雪・地震・活火山)等の防災・減災への速やかな対応を要望いたします。

5.冬季間における快適な生活と安定した交通の確保について
 冬季間における快適な生活と安定した交通を確保するため、下記の雪対策強化について要望いたします。
@主要交差点の除雪の排雪化
A敷地の雪を外に出さない市民運動の更なる推進
B25年度実施の追従除雪モデル事業の更なる拡充
C市民や除雪業者が除雪時に利用できる空き地確保
D一般道や歩道の除排雪の強化。


6.市街化調整区域の柔軟な対応について
 弘前市においては、一戸建て住宅緩和区域の見直しが次回は平成31年を予定しております。次回の見直しまで期間はありますが、住宅取得促 進に資するため、今後とも区域の拡充といった柔軟な対応をしていただきますよう要望いたします。
 あわせて、事業用地としても活用できないか検討いただきますよう要望いたします。

7.弘前型スマートシティ構想の構築について
 弘前市が推進しているスマートシティ構想は、対象とする分野が都市機能・インフラのあらゆる範囲に及んでおります。国のe−japan戦略の一環として、アクセスライン、ハードウェア、アプリケーション、コンテンツと整備が進められていますが、下記@〜Bの取り組みについて調査研究し、弘前型スマートシティ構想にICTを活用したまちづくりマスタープランとして盛り込んでいただき、弘前型スマートシティ構想の構築を要望いたします。
@アクセスラインの整備
ICTを活用した弘前市の産業・道路交通・行政サービス・教育・医療・福祉・観光振興(無料WIFIインフラ)を促進するために、いかなる状況であっても都市機能を継続して提供できる信頼性の高い情報インフラのさらなる整備促進。
A教育分野における積極的活用
小中学校の教育現場における、ICTの正しい使い方、利便性、危険性等あらゆる側面から、教員向け、保護者向け、生徒向けにそれぞれの手法で普及啓発活動を展開し、弘前型スマートシティ構想に沿った短中長期の教育分野の取り組みのさらなる実施。
B文化のアーカイブ化・情報発信を活用したまちづくり推進のためのコンテンツ開発
地域史・農業・伝統工芸・人物史等あらゆる地域資源をアーカイブし、GPSと連動させたタイムナビゲーションを構築し、教育分野・観光・産業・統計で誰もが利用できるよう情報共有し、地域の産業構造を常に検証し発展させるためのさらなる取組み。

8.弘前ならではの景観や歴史的な建造物の有効活用等について
 弘前ならではの景観や歴史的な建造物は、地域の魅力を形成する重要な要素であるため、下記について検討いただきますよう要望いたします。
@赤レンガ倉庫と弘南電鉄大鰐線の有効活用
赤レンガ倉庫と吉野町緑地を、美術館と賑わい施設として整備し、また弘南電鉄大鰐線をひとつの美術館として整備(電車の車窓からしか見えない壁画や彫刻作品、駅舎を利用した展示スペースやレストランなどの整備)することによる相乗効果策の検討。
A弘前駅前再開発完成後の全体図の公開。(市広報などで周知を図るなど) B岩木山を見渡すことができる景観の保護。

9.空き家対策について
 弘前市の健全な発展と秩序ある整備を図るために下記の空き家対策を要望いたします。
@空屋バンクの設置や借り上げ住宅化の検討。
A豪雪等で半壊している危険な空屋の所有者に対して、解体を促す勧告や所有者が経済的理由等でできない場合の解体費用補助等による危険回避の優先。

10.弘前市の生活環境の向上や交通安全について
 弘前市の生活環境の向上や交通安全のため、下記について要望いたします。
@北和徳工業団地付近の通勤路(向外瀬字豊田 六花酒造〜弘前航空 電子へ抜ける道路)における歩道の確保。(現在、通勤・通学路の緊急合同点検により対策が必要となった路線や歩行者の多い路線で計画的に整備を実施しているが、北和徳工業団地付近の整備については計画に組み込まれていないため)

A弘南鉄道大鰐線存続に向けた検討について
弘南鉄道大鰐線については、存続に向けてあらゆる可能性を排除せ ず検討し、スピード感を持って支援していただきますよう要望いたします。
あわせて、同鉄道支援の大きなポイントとなる都市計画道路3・4・6号山道町樋の口町線事業について、中心市街地活性化の観点からも、早期着工も要望いたします。

Bさくらまつり期間の弘前公園周辺の慢性的な渋滞を緩和すべく、下記の検討を要望いたします。
(1)シャトルバスの発着所の増設。
(2)まつり期間中の公園周辺道路へのマイカー進入制限に関する啓発活動。(公共交通機関の利用を広報等で周知する)

C幹線道路に交差する交通量の極端に少ない信号機交差点の実態調査対応策(赤信号点滅もしくは感応式信号機への切り替え)の実施。(例:土手町スクランブル交差点の信号機・土手町に交差する瓦ヶ町からの信号機)

D排雪トラックが原因で慢性的な渋滞がおきている冬期間の堀越周辺の信号機の調整や、一方通行、雪置場出口の増設、開場時間の調整といった渋滞緩和策の実施。

11.カラス・害虫被害対策について
 市民生活の快適性を脅かし、また観光都市としての名声を汚すことのないよう、カラス被害の防止とそのふん害による清掃対策・駆除対策の強化徹底や害虫発生情報の発信強化を要望いたします。


12.農商工連携と6次産業化に対する支援について
 地元農産物による新商品開発など農商工連携による農産物の高付加価値化と6次産業化への支援について、下記について要望いたします。
@地元特産品を積極的に活用するための一次加工体制の仕組みづくり。
A農商工連携事業や6次産業化による新商品開発・販路開拓への支援。
B農業者側の取り組みを促進してもらうための農林部と商工振興部の連携による推進。
C各種支援制度については、申請スケジュールなど利用する側にとって利用しやすい制度の構築。

13.りんご産業の推進について
 日本一の生産量を誇る弘前市のりんご産業の推進として下記について要望いたします。
@農業者の兼業化・高齢化による後継者不足への対策強化。
A放任園地の有効活用と取得支援。
B機材等の貸与制度等各種支援制度の拡充。
Cりんごの消費拡大、販売強化に向けてのトップセールス強化。
D輸出推進などの対策強化。
E「アップルパイのまち 弘前」が全国に広く周知されるまでの強力で長期に渡る宣伝事業の実施。
Fアップルパイの更なる高品質化のための研究への支援強化。

14.農業における商工業者の参入支援について
 農業従事者の減少と高齢化が進行し、農業後継者不足が深刻化してい る現状があります。商工業者による農業への参入には現在まだ規制が厳しく、更なる規制緩和を図り、より参入しやすい仕組みを構築することが農業担い手不足の解消につながり、地域農業と商工業の持続的な発展につながることから、規制緩和を図るなど、参入に対する支援を要望いたします。  

15.「弘前の地酒とシードルで乾杯条例」の制定について
 弘前独自の物産、食文化への更なる関心向上に向けた取り組みとしての「弘前の地酒とシードルで乾杯条例」を理念条例として、早期制定を要望いたします。

16.JR弘前駅周辺へのバスプールの拡充整備について
 現在、弘前駅城東口広場には4台分のバスプールが設置されていますが、駅周辺に更なるバスプールを整備することで、駅前地区に観光客の誘客が図られ、またJRが雪害等でストップした場合の代行バス臨時駐車場としても使用可能となることから、JR弘前駅周辺へのバスプールの拡充整備について要望いたします。 

17.多言語対応が可能な人材(従業員)の養成について
 弘前市内の商業・観光施設、飲食店では外国語対応が出来る人材が不 足しております。言葉の壁が接遇の障害になっている現状があり、海外からのお客様を温かく迎え入れるためにも多言語対応が可能な人材(従業員)の養成を要望いたします。

18.岩木山の豊かな環境を活用した岩木地区の活性化について
 岩木山の自然や環境を活かした、下記の活性化策を要望いたします。
@岩木山運動公園、ネックレスロード、岩木川等、2020年に開催される東京オリンピックを見据えた、スポーツコンベンションや合宿地の戦略的な誘致。
A野外コンサートやフェスが開催できる誘客施設の設置。

19.弘前城公園の観光機能強化策について
 弘前市の観光拠点である弘前城公園の観光機能強化策として、馬車の運行や、西堀での屋形船の運航といった通年楽しめる事業の検討・実施による更なる観光客誘致を図っていただきますよう要望いたします。

20.「津軽海峡観光クラスター会議」への一体的な支援について
 「津軽海峡観光クラスター会議」は、平成27年度の北海道新幹線(新青森-新函館)開業を見据え、弘前市と函館市が観光を軸として連携することにより、様々な経済効果を誘発し、地域経済の活性化を目指すものであります。
つきましては、今後とも、外国人観光客の共同誘致や津軽海峡を挟んだ旅行商品の共同開発、物産共同出店、イベント交流などを進めて行くこととしておりますことから、行政としての一体的な支援を要望します。 

21.四大まつり運営委員会の設置について
 現在、弘前さくらまつり、ねぷたまつり、菊と紅葉まつり、雪燈籠まつりについては、まつりごとに委員会を設置・運営を行っております。
 つきましては、主催四者を中心に、より効果的・効率的な4大まつり運営体制を図り、「弘前感交劇場」のコンセプトのもと、ビッグデータ・オープンデータを活用し、オール弘前体制を構築することで山積している課題解決をめざす必要がありますので、「四大まつり運営委員会」の早急な設置を要望いたします。  

22.創業支援の充実について
 先般、国の「創業特区」に指定された福岡市では起業を望む若者と既存企業の経営者の交流の場作りや、起業に対する融資制度の充実、起業手続きの簡略・短縮化、法人税減免や、自治体による新規企業への優先発注などの支援策を講じるなどして、新規事業の立ち上げがし易い土壌作りを積極的に行っております。弘前市においても「創業特区」認定を目指すなど、創業支援の充実を要望いたします。  


23.ものづくり技術・伝統文化の継承と若手育成について
 ものづくり技術・伝統文化の継承と若手育成について、下記について要望いたします。
@インターンシップ受入企業に対する助成制度の創設など、ものづくり技術に触れる機会を維持するための施策。
Aインターンシップ受入事業所へ受入ガイドの継続。
B地域独自の伝統文化や伝統工芸の素晴しさを、幼少期からの教育現場で学んでもらうための仕組みづくり。
C起業家育成を目的とした人材育成を行うための施策の検討。
D津軽塗教育事業や弘前マイスター制度による出前事業の周知の継続。 


24.学生対象の溶接技術講習会並びに溶接競技大会開催の際の支援につ いて
 現在、弘前市においては学生を対象とした溶接技術講習会並びに競技大会は開催されておりません。溶接技術が「もの作り」の基盤技術となり工業分野でも中枢を占めるものでもあり、その技術伝承が就職率の向上の一翼を担うものであります。現在、宮城県・福島県などでは講習会・競技大会は開催され、それが後継者の育成に寄与していることから、弘前市においても、溶接技術の講習会並びに競技大会の開催の際には支援を要望いたします。   


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